JLPT N1 · Advanced
JLPT N1 Reading Practice (Page 2 of 5)
Real JLPT N1 reading questions from past exam papers, 10 per page. Pick the best answer, then tap Reveal answer to check. 33 reading questions across 5 pages.
From N1 · 2019.7 · 問題 8
次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
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1(1) 自分の経験や無意識の枠にとらわれている(注)と、想像力はふくらまない。だからそ の枠を取り除くことが、想像力を鍛えるひとつのポイントになるだろう。 とはいえ、いままでの経験や考えによって無意識につくられてしまった枠はだれも がもっていて、それはもうしかたがないものだ。その枠は、人生や経験の中でつくりあげ てきたもので、その人の個性や人柄、物差しや基準になるわけだから、枠はあってもいい。 ただ、必要なときには意識してそれをはずせることが大切だ。 (注)とらわれる:ここでは、こだわりすぎる 想像力を鍛えることについて、筆者はどのように考えているか。
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Correct answer: 3 経験からつくられた枠を取り除くことが大切だ。
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2(2) この[■][■][■][■][■]、根源的な欲求から生まれる住まいがいが、[■][■][■][■][■][■][■]に[■][■][■][■][■][■][■]人々の生活や気候風土の違い が、[■][■][■][■][■][■][■]に表れる土着の住まい(注)のものである。世界[■][■][■][■][■][■][■]に[■][■][■][■][■][■][■]な[■][■][■][■][■][■][■]住まいを眺めて みると、ときに[■][■][■][■][■][■][■]な表現のものもあれば、[■][■][■][■][■][■][■]なあり方に気づ かされます。それらは現代的価値観からすると非合理なものに見える かもしれない。しかし、私はそこに人々が生きる[い]こと、住まう[す]ことへの欲求の切実さ、 力の強さと、現代の私達の住環境にはない素 朴な豊かさを感じるのです。 (注)土着の:その土地に根付いている 筆者の考えに合うのはどれか。
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Correct answer: 2 その土地にもとからある住まいには、人間本来の欲求が表れている。
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3(3) 労働はモノをつくり出すために体に労苦(注1)を強いるので、苦しい部分を併せ持っています。ただ、その活動を通して社会とのつながりを感じることができれば喜びにも 転化します(注2)。そんな喜びの部分を削り取られ、苦役(注3)だけが残る状態が広がっている現実を、どう食い止めていくか大きな課題です。喜びを感じられない働き方なのにもかかわらず「働くことは喜びだ!」と建前で押し切ろうとしたり、「働くのが怖い」と背中を向けたり、その場限りの二者択一でなく、苦しさと喜びのバランスの回復を求めて、働き方の改善を求めていくことが必要です。 (注1)労苦:ここでは、負担 (注2)転化する:変わる (注3)苦役:苦しくつらい労働 この文章で筆者が言いたいことは何か。
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Correct answer: 4 苦しさを受け止めつつ、喜びが感じられるような働き方を目指すべきだ。
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4(4) 情報化社会では、その情報化が進めば進むほど、買い手は商品選択において困るとい うジレンマをかかえてしまう。企業情報や商品情報が増えると、その実態を推し量る(注) ことが難しくなるので、大量の情報を包括する代表的な名前や記号やスローガンによっ てその優劣を判断し、それらを手がかりに選択のリスクを軽減しようとする。この記号に あたるものがブランドで、ブランド戦略が注目を浴びてきた背景には、情報社会の進展が ある。 (注)推し量る:推測する 情報化社会におけるブランドについて、筆者はどのように述べているか。
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Correct answer: 3 買い手が商品を選択する際の判断材料になっている。
From N1 · 2019.7 · 問題 9
次の (1) から (3) の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4 から一つ選びなさい。 (1) ここ数年はクマがヒトの領域(注 1)に入りこんでトラブルになることが多くなった。 人里(注 2)にクマが出没する原因を餌不足に求める報道が多かったように思うが、ブ ナ(注 3)に代表される奥山の種子生産の豊凶(注 4)は昔からあるできごとで、奥山での食 物不足を毎年のクマ出没の主因にするのは無理があるように思う。奥山でのク マ同士の力関係で、弱いクマが餌を求めて人里に出てきているという見方もあったが、人 里で捕らえられたクマの栄養状態を調べると、かならずしも力の弱いクマが人里に降り てきているとは言えないようだ。奥山に十分な餌があっても人里に降りてきたり、人里の 作物の収穫時期に合わせて山から下りてくる話を聞いていると、奥山よりも効率よく餌 を得られる人里へ、力の強いクマが降りている様子が想像できる。奥山の動物たちの動き に変化が見られるようだ。それはクマだけでなくカモシカやシカを含めた野生動物全般 に広がる変化である。 (中略) クマをはじめとする野生動物が、人里に「おいしい」食べ物があることを知るのは、 山里においしい食べ物をゴミとして捨てたヒトがいるからである。キャンプやバーベキ ューの後に放置されたゴミや、里山や人里近い山林に捨てられたゴミは、しばしば野生動 物の食物になる。そして彼らは学習する。ヒトの捨てたゴミは「おいしい」と。学習した 野生動物たちは、人里近くでゴミによって餌付け[えづけ]され(注 5)、人里内部へ入りこんでくる のである。野生動物が人里に出没するのは、人間が彼らを誘導している側面がある。 (注 1) 領域:領域 (注 2) 人里:ここでは、山に近い村 (注 3) ブナ:森の木の一種 (注 4) 豊凶:豊作と凶作 (注 5) 餌付け[えづけ]:ここでは、人になれさせる
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5無理があるように思うのはなぜか。
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Correct answer: 3 クマの餌になる種子の凶作はこれまでもあったから
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6筆者によると、クマが山から降りてくるのはなぜか。
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Correct answer: 2 人里のほうが好みの餌が容易に得られるから
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7筆者の考えに合うのはどれか。
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Correct answer: 2 野生動物の行動の変化は、人間の行為が原因である。