JLPT N1 · Graded reading

愛は不思議なもの

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ほんとうをいえば、おしずには、お祭りなどのない、平常のほうがよかったのでした。

「おしずさん、活動を見にいった?」

ある日のこと、友だちが、外に坊ちゃんと立っている、彼女にたずねました。

「いいえ。」と、おしずは、頭を振りました。

「日曜は、昼間もあるし、それに、こんどは、おもしろいという話だから、いってみない?」

友だちは、無邪気に、こういいましたが、彼女は、自由でない、自分の体を考えずにいられませんでした。

From 小川未明, 愛は不思議なもの via Aozora Bunko. Public domain; transcribed and proofread by Aozora Bunko volunteers.