JLPT N3 · Graded reading

智恵の一太郎

99% N3 vocabulary · 209 characters · 1 word to look up

針の穴

ある朝、明石一太郎君のお祖父さんが、老眼鏡をどこかへおき忘れて、いくらさがしても見つからないので、新聞がよめないといって、困っていらっしゃいました。

「一太郎、お前がいたずらをしたんじゃあるまいな」

お祖父さんは、そばにいた一太郎君を見て、笑いながら、おっしゃるのでした。

「いいえ、僕、いたずらなんかしませんよ。でもね、お祖父さん、僕が新聞をよめるようにしてあげましょうか」

一太郎君が妙なことをいいました。

Words above this level

Everything else in the passage is N3 vocabulary or grammar.

  • 老眼ろうがんfarsightedness; presbyopiaEXTRA

From 江戸川乱歩, 智恵の一太郎 via Aozora Bunko. Public domain; transcribed and proofread by Aozora Bunko volunteers.