JLPT N1 · Graded reading
おかしいまちがい
100% N1 vocabulary · 230 characters · 0 words to look up
ある田舎に、一人の男がありました。その男は、貧乏な暮らしをしていました。
「ほんとうに、つまらない、なにひとつおもしろいことはなし、毎日おなじようなことをして、日を送っているのだが、それにも飽きてしまった。」
男は、そう思いました。そして、あう人に向かって愚痴をもらしました。
これを聞いた人々の中には、
「これは、おまえさんばかりがそうなのではない、みんながそうなのですよ、しかし、いったからとてしかたがないから黙っているのですよ。」といったものもあります。
From 小川未明, おかしいまちがい via Aozora Bunko. Public domain; transcribed and proofread by Aozora Bunko volunteers.