JLPT N3 · Graded reading
ふるさとの林の歌
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彼女は、風の吹く日も、また、日の照る穏やかな日も、山の林の中に入っていって、さびしく独りでうたっていました。ある日のことです。一羽の見慣れない小鳥が妙な節で木に止まって歌をうたっていました。娘は、いままでこんな不思議な歌をきいたことがありません。
「おまえのうたっている歌は、なんという歌なの。」と、彼女は、その見慣れない小鳥に向かって問いました。
小鳥は、歌をやめて、じっと娘の顔を見ていましたが、
「私は、この歌を町から覚えてきました。」と答えました。
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- 照るてるto shineN2
From 小川未明, ふるさとの林の歌 via Aozora Bunko. Public domain; transcribed and proofread by Aozora Bunko volunteers.