JLPT N3 · Graded reading
左ぎっちょの正ちゃん
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「わたし、頸にかけるのだから、正ちゃん、これを糸にとおしてね。」と、いって、小さなヨシ子さんが頼みました。
ここにいる中で、正ちゃんがいちばん大きかったのです。そして、あとのものは、みんなまだ学校へいっていません。だから、正ちゃんは、大将でした。大将が、下のものに頼まれて、できないということは、いえませんでした。
「ああ、とおしてあげる。」と、いって、正ちゃんは、材木の上に腰をかけながらヨシ子さんの持ってきた、糸と針を、自分の太くて、短い指に受け取りました。
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- 材木ざいもくlumber,timberN2
From 小川未明, 左ぎっちょの正ちゃん via Aozora Bunko. Public domain; transcribed and proofread by Aozora Bunko volunteers.