JLPT N2 · Graded reading
超人間X号
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そんなわけで、谷博士の製造工場の経営は大あたりであった。
そのために、あたりの村や町の人は、博士さまをたいへんありがたく思い、もう昔のような悪口をいう者なんかいなかった。
怪しい谷博士
さて、ある日のこと。
ある日といっても、それは、日曜日の次の月曜日が祭日で、土曜日の午後から数えると、二日半の休みがとれる日の、その日曜日のことだった。
秋の山をぜひ登ろうというので、例の戸山君、羽黒君、井上君ほか二名の、仲よし五人少年が三角岳の方へのぼって来たのであった。
From 海野十三, 超人間X号 via Aozora Bunko. Public domain; transcribed and proofread by Aozora Bunko volunteers.