JLPT N3 · Graded reading
二少年の話
99% N3 vocabulary · 310 characters · 1 word to look up
「君、なにか、おもしろい雑誌がない?」と、秀ちゃんが、いいました。
「あるよ。」と答えて、達ちゃんはこれをいい機会に立ち上がりました。そして、いろいろの本や、雑誌を出してきて見せました。二人は、それからおもしろく遊んだのであります。
その夜、お姉さんは、秀ちゃんからきいた話をなきれたので、みんなが笑いました。
「達ちゃんは、自分が笑われたことをちっとも話さないのね。」
こうお母さんが、おっしゃると、達ちゃんはなんとも返事ができませんでした。そして、心の中で、秀公がよく、自分が砂鉄でいたずらをしてしかられたことをだまっていてくれたと、いくたびも感謝して、これから、自分もひとのことをいわないようにしようと思いました。
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- 砂鉄さてつno gloss yet
From 小川未明, 二少年の話 via Aozora Bunko. Public domain; transcribed and proofread by Aozora Bunko volunteers.